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そのごみ箱の活性指数はいくつですか?

そのごみ箱の活性指数はいくつですか?

女性社員の「重たい!」の声から

ロジスティクス課の一画に設置されたごみ箱。よく見かける段ボール製ごみ箱ですよね。

TSKのごみ箱はちょっと違います!キャスターが付いています!

ロジスティクス課には割りと大きな容量のごみ箱が設置されています。定位置にあるごみ箱をピッキング作業場に「持ち上げて移動する」というムリ作業に女性社員中心の現場では「重たい!」との意見が。

たかがキャスター。されどキャスター。ほんの小さなキャスターで女性社員のムリ作業が1つ解消されました。

現場の約半数は女性社員

TSKの現場社員48名の内、女性は22名とおよそ半数が女性社員。ムリ作業を好まないTSKの作業現場はすっかりキャスター付きのごみ箱が当たり前に。

四角いキャリー台車に載せるのではく、ごみ箱の形状に合った円形のキャスターを選んだのも「足に引っかかってしまうかも」というきめ細かな危険予知から。

▲円形のごみ箱にピッタリなキャスターで移動性と安全性を両立

日々進化する作業現場

包装加工課内で、パイプ台車に載せたごみ箱を探して写真をパシャリ。(写真上部)そばにいたSさんから「持ち手のついたパイプ台車がこの部署の最新型なんですよ!」とちょっと得意げに教えてもらいました。(写真下部)

▲キャスターを付けると、さらに持ち手を付けて移動性を高めるアイディアに進化。

活性指数が上がると女性社員や高齢社員が作業しやすい環境に

モノを移動する際の手間の数から、現在の運搬の状態を数値化したものが「活性指数」と言います。活性指数は以下の0~4に分類されます。ごみ箱は容器なので、下から2番目の「活性指数1」ですね。

活性指数状態
床への直置き
コンテナ(容器)に入れる、または束にする
パレットに置く
台車に置く
コンベヤ

ロジスティクス課の事例のように、廃棄物の種類や量によってはゴミ箱といえども移動が大変になってきますよね。今回は「活性指数1」だったごみ箱が、キャスターやキャスター付きの台車を使用することで「活性指数3」にレベルアップ!身近にあるごみ箱の小さなKAIZENでも女性社員や高齢社員が作業しやすい環境につながります。

さて、あなたの身近にあるごみ箱の活性指数はいくつでしたか?

プロジェクトに関心のある皆様へ

KAIZENは現場を「もっと自由に、面白く」を軸に、本当に価値のある現場KAIZENを目指しています。課題の見える化、様々なアプローチを掛け合わせてKAIZEN施策を行っていきます。組織・事業がKAIZEN活動を自走できるよう共に育てていきます。

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