• TOP
  • MAGAZINE
  • 日々のモノづくりに感動し、新しいことにトライしてみる

MAGAZINE

日々のモノづくりに感動し、新しいことにトライしてみる

日々のモノづくりに感動し、新しいことにトライしてみる

紙袋の製造ラインで働く製袋課の堀田さん。

パイプマイスターという社内資格を取得してKAIZENに

取り組む堀田さんにインタビューしました。

パイプマイスターをとったきっかけはなんですか?

※パイプマイスター:TSK社内でのパイプ台車組立の技術資格

堀田さん:現場にあったサイズだったり仕様のものがほしいと思い、KAIZEN提案を出してみても1ヶ月で仕上がることもあれば、1年経ってもなかなか実現しないことがあって。そのうち、なかったことになることもあって。簡単なパイプ台車の組立であれば自分でも作れるのではないかと思って、現場がきれいになって、使いやすくなればいいなと思いました。順番を待つよりはいいのかなっていう考えで。

インタビュアー:順番待ちになるというのは、他に取り組んでいるKAIZENがあるから後回しになるという事ですか?

堀田さん:何かほしいとなったときに、色々な部署からも同じようなKAIZENの要望があって、KAIZEN依頼が通るまでに順番待ちになっていったり、追加でパイプ台車を修正してほしいという依頼もでてきます。

インタビュアー:パイプ台車の提案は誰に依頼しますか?

堀田さん:以前は、KAIZEN提案として出して、ここまでならできますと拾ってもらって、技術部やパイプラインに準備・作製をしてもらう流れでした。

インタビュアー:それだと、提案を受け入れてもらえるかどうかという、ステップが結構ありますね。パイプマイスターを取得した後は自分でパイプを作成してもいい流れになっているんでしょうか?

堀田さん:技術部に設計してもらって、金額を算出し、部材が届けば自分で組み立てられるので、以前よりは早くKAIZENが進むようになりました。誰かを当てにして待っているということが少なくなりました。

インタビュアー:待たなくてよくなったというのはいいですね。

最近もパイプ台車のKAIZEN提案がありましたが、内容を教えて下さい

堀田さん:重量ラックに在庫保管をしているんですけど、パレットに載せるためにかがんで重たいものを載せるというきつい作業になっていました。パイプ台車にして、下の段が引き出して積み込み、重量ラックの下に収納できるようにしたのがKAIZEN点です。

インタビュアー:重量ラックの下にかがんで体を入り込まずに済むようになったという事ですか?

堀田さん:そうです。台車にしたことで、場所も移動できるようにした点もKAIZEN点です。

インタビュアー:このKAIZEN提案が社長賞をとれなかったのは不思議ですね。自分で組立されているというのはポイントが高いと思ったのですが…。

堀田さん:使用頻度が高くないというのも考慮されていると思います。

パイプの組立をしてKAIZENに取り入れようと思ったのはなぜですか?

堀田さん: 既定のものではない物を作れる点と、パイプで部材をそろえれば見栄えも整ってくる点があります。購入してきたものを並べるよりは、パイプでそろえれば

インタビュアー:パイプで挑戦してみたいことはありますか?

堀田さん:古いラックを使用しているところをパイプ台車で新しくしたいという考えはあります。あとは、パイプラック自体が回転するようなものがあれば、何か入れ替えに便利になるのではないかという考えがあります。

インタビュアー:面白いですね。仕上がったら是非、見てみたいです!

堀田さん:パイプラックに色々な部材があるみたいで、これは何に使うのだろうと想像してみると面白いですね。

パイプマイスターをとった前後での変化はありましたか?

堀田さん:いつもの仕事とは別の感覚で仕事をするので、楽しいですね。作り込むのではなく、組み上げるという完成形までもっていくというところ。

インタビュアー:自分からマイスターの資格を取ろうと思ったんですか?

堀田さん:自分から取ろうと思いました。昔から、プラモデルとかを作るのが好きで、何かを組み立てるということに抵抗はないですね。

インタビュアー:日常でそういったことをされているから、パイプの組立も楽しく感じられるんですね。

堀田さん:日々の仕事が、機械が動いて流れてくるという単調作業が続くので、パイプのKAIZENが加わることでいい刺激になりますね。

インタビュアー:DIYをしていることもそうですし、なぜパイプ組立ができるのかということがわかってよかったです。

日常からモノづくりを楽しみ。パイプKAIZENにも挑戦してみた堀田さんの前向きな姿勢が印象的でした。

堀田さん、ありがとうございました。

プロジェクトに関心のある皆様へ

KAIZENは現場を「もっと自由に、面白く」を軸に、本当に価値のある現場KAIZENを目指しています。課題の見える化、様々なアプローチを掛け合わせてKAIZEN施策を行っていきます。組織・事業がKAIZEN活動を自走できるよう共に育てていきます。

Twitterでシェアする facebookでシェアする LINEでシェアする
マガジン
一覧へ戻る