CASE STUDY

備品発注の過不足をなくす購買管理

備品発注の過不足をなくす購買管理

自分たちで自分たちの職場をより良くする現場KAIZENシリーズ。
今回は表示を工夫して見える化し、備品の発注管理を適正化した事例になります。

まずは2S(整理・整頓)で必要な物・不要なものに分ける

 備品と書類を置いているパイプラックに使用していないものが置かれていないか2Sの時間を設けることになりました。使用していない物が多数あったので、まずは使用する物と廃棄する物に仕分けを行いました。今までは2つのパイプラックを使用していたところ、必要な物だけをパイプラックに戻してみると、1つのパイプラックにまとめることができました。

適正な発注ロットでの備品管理も2Sのうち

 備品を箱にしまい込んであると在庫がわかりにくくなっていることに気づき、見ただけでわかるように箱から出すことにしました。
 綺麗に片付けるだけでは備品がいつの間にか増えすぎていたり、余分なものが置かれたりして、適正な発注ロットと在庫を意識した管理が必要なことに気づきました。

備品置き場の2Sをきっかけにした新たな気づき

 2S後に作業内容を見返してみたときに、新人社員から備品発注の仕方について同じ質問を何度も受けていることに気づきました。リストを用意していても備品や部材がどこにあるか毎回同じ回答をしており、備品の管理方法に問題があるのではないかということに思い至りました。

新人社員でも管理できる見える化

 備品を置いておく数量や発注点を備品ごとに決め、表示を付けて「見える化」しました。

 管理者以外の人が見ても発注点がわかりやすくなり、発注で過不足を生じることもなく、決められた場所に備品が置かれた状態になりました。表示を確認すれば新人社員でも簡単に手配できる多能化になり、教える側と教えられる側がお互いにスムーズに取り組める作業が1つ増えました。

プロジェクトに関心のある皆様へ

KAIZENは現場を「もっと自由に、面白く」を軸に、本当に価値のある現場KAIZENを目指しています。課題の見える化、様々なアプローチを掛け合わせてKAIZEN施策を行っていきます。組織・事業がKAIZEN活動を自走できるよう共に育てていきます。

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